2017年 07月 25日
AR-GOD (アル・ゴッド)初来日公演 |
AR-GODのメンバー Toivo Sõmer が不測事態により10/20に来日延期、また Nikolai Anisimov が個人的事情で来日できなくなりました。よって10/18-19 公演は Maria Korepanova (マリア・コレパノヴァ) のソロ(歌+楽器)公演になります。また、10/20 公演以降は Mariaと Toivo Sõmer のデュオとなります。(10/18 記)
AR-GOD (アル・ゴッド)初来日公演 激レア、奇跡の来日!!! 最初で最後か。
心と身体の震えが止まらない
ウドゥムルトとエストニア:フィン・ウゴル語族によるシャーマニスティック民族歌謡
Maria Korepanova – マリア・コレパノヴァ
ヴォイス、フレーム・ドラム、セト・カンネル、ジュ―ズ・ハープ(口琴)
Nikolai Anisimov – ニコライ・アニシモフ
ヴォイス、ベル
Toivo Sõmer – トイヴォ・ソメール
カンネル、セト・カンネル、マンドーラ、トイター
カンネル:エストニアの指で弾く弦楽器。フィンランドの伝統楽器カンテレの親戚。
セト・カンネル:エストニア南東部と北西ロシアに伝わる楽器。カンネルに似ているが、一枚の木材で製作されていて音響板が付いている。
マンドーラ:フレット付弦楽器。マンドリンの「親」にあたる楽器。
試聴
AR-GODはウドゥムルトの歌手Maria KorepanovaとNikolai Anisimovがエストニアのマルチ・インストルメンタリストのToivo Somerと2014年に組んだ民族フォーク・トリオだ。シャーマニズムの色濃い原始の声、ウドゥムルト、べセルマン、エストニアといったフィン・ウゴル語族の伝統に根差したポリフォニックな民族歌謡を現代的な解釈も加えて披露する。
バンドの名前“AR-GOD”は南北ウドゥムルト地域にとって重要な意味を持つ。“AR”はウドゥムルト語で「カレンダー年」という意味があり、また「ウドゥムルト」を表すトルコ語でもある。“GOD”(英語で「神」)は北部ウドゥムルトとべセルマンの民族音楽では主要なテーマだ。“AR”と“GOD”を合わせて「カレンダー」という意味をなす。
10/18 水 19:30 open 20:00 start 柏Nardis 前売 4,000 円 当日 4,500円 drink 別
10/19 木 19:00 open 19:30 start 上越 ラ・ソネ菓寮春日山店
前売 4,000 円 当日 4,500円 drink + cake 代500円別
10/20 金 18:30 open 19:00 start 新潟 砂丘館の蔵 前売 4,000 円 当日 4,500円 drink 別
10/21 土 12:00 open 12:30 start 代官山「晴れたら空に豆まいて」
オープニングアクト ノルカルTokyo
前売 4,000 円 当日 4,500円 drink 別
19:30 open 20:00 start 横浜 Airegin
前売 4,000 円 当日 4,500円 drink 別
ご予約
ご予約お申込みはメール(ticket@spn1.speednet.ne.jp)か電話(03 3728 5690)にてReal & True/Office Ohsawaまでお願いします。電話での聞き間違いなどをなくすため、できるだけメールでお願いいたします。必ず、お名前、住所(郵便番号)、電話番号、希望日、チケット希望枚数をお知らせ下さい。注意事項をご覧ください。折り返し、チケットの有無、お支払方法をご連絡いたします。
*ウドゥムルト語/共和国
北欧やロシア連邦に居住するフィン・ウゴル語族の国の一つ。現在はロシア連邦に属する。フィン・ウゴル語族にはフィンランド語、サーミ語、エストニア語などヨーロッパ北方にある集団と、マギャール(ハンガリー)や一部ブルガリアの他、ロシア連邦内に多数の少数民族集団がある。
ウドゥムルト共和国はヨーロッパ・ロシアの東部に位置し、ウラル山脈の西側、カマ川とヴャトカ川の間に広がる。大陸性の気候。国の面積の40%は森。首都はイジェフスク。北にキーロフ州、東にペルミ州、南にバシコルトスタン共和国、タタールスタン共和国と隣り合う。民族的にはロシア人(62.2%)、ウドゥムルト人(28%)、タタール人(6.7%)、ウクライナ人(0.6%)、マリ人(0.6%)など(2010年統計)。公用語はウドゥムルト語とロシア語。
9世紀頃よりウドゥムルト人が暮らしていたこの地域に、ロシア人開拓者が達したのは12世紀頃。1552年にカザン・ハン国がロシアに併合されて後、ロシア人入植者が増えていった。1920年、ヴォート自治州となり、1934年にウドゥムルト自治ソビエト社会主義共和国と改称された。ソビエト連邦の解体にともない、1990年からウドゥムルト共和国。「ウドゥムルト」は「草地の人々」を意味する。
*べセルマン
べセルマン語はウドゥムルト共和国とロシア共和国にまたがる地域で話されている言語で学術的にはウドゥムルト語の一方言とみなされている。ウドゥムルト共和国では北西部で使用されている。べセルマン語を話す人々は一時期トルコの影響下にもあった。彼らの伝統でKrezという古代歌謡がある。オノマトピー(擬音語・擬声語・擬態語)の語彙を使った即興歌謡。これには儀礼的なものと非儀礼的なもの、ソロと集団(ポリフォニー)がある。ポリフォニーの場合のkrez の特徴は、歌い手それぞれが違う内容の歌詞を即興で歌いあうことによって生じる特別な声の層にある。ソロで歌う場合は歌詞もメロディーも即興が多く取り入られる。その最中に歌い手は自身の内面を表すために特殊な精神状態に入り、シャーマニスティックな状況になる。歌詞にストーリー性はない。
企画制作 Office Ohsawa
AR-GOD (アル・ゴッド)初来日公演
心と身体の震えが止まらない
ウドゥムルトとエストニア:フィン・ウゴル語族によるシャーマニスティック民族歌謡
Maria Korepanova – マリア・コレパノヴァ
ヴォイス、フレーム・ドラム、セト・カンネル、ジュ―ズ・ハープ(口琴)
Nikolai Anisimov – ニコライ・アニシモフ
ヴォイス、ベル
Toivo Sõmer – トイヴォ・ソメール
カンネル、セト・カンネル、マンドーラ、トイター
カンネル:エストニアの指で弾く弦楽器。フィンランドの伝統楽器カンテレの親戚。
セト・カンネル:エストニア南東部と北西ロシアに伝わる楽器。カンネルに似ているが、一枚の木材で製作されていて音響板が付いている。
マンドーラ:フレット付弦楽器。マンドリンの「親」にあたる楽器。
試聴
AR-GODはウドゥムルトの歌手Maria KorepanovaとNikolai Anisimovがエストニアのマルチ・インストルメンタリストのToivo Somerと2014年に組んだ民族フォーク・トリオだ。シャーマニズムの色濃い原始の声、ウドゥムルト、べセルマン、エストニアといったフィン・ウゴル語族の伝統に根差したポリフォニックな民族歌謡を現代的な解釈も加えて披露する。
バンドの名前“AR-GOD”は南北ウドゥムルト地域にとって重要な意味を持つ。“AR”はウドゥムルト語で「カレンダー年」という意味があり、また「ウドゥムルト」を表すトルコ語でもある。“GOD”(英語で「神」)は北部ウドゥムルトとべセルマンの民族音楽では主要なテーマだ。“AR”と“GOD”を合わせて「カレンダー」という意味をなす。
10/18 水 19:30 open 20:00 start 柏Nardis 前売 4,000 円 当日 4,500円 drink 別
10/19 木 19:00 open 19:30 start 上越 ラ・ソネ菓寮春日山店
前売 4,000 円 当日 4,500円 drink + cake 代500円別
10/20 金 18:30 open 19:00 start 新潟 砂丘館の蔵 前売 4,000 円 当日 4,500円 drink 別
10/21 土 12:00 open 12:30 start 代官山「晴れたら空に豆まいて」
オープニングアクト ノルカルTokyo
前売 4,000 円 当日 4,500円 drink 別
19:30 open 20:00 start 横浜 Airegin
前売 4,000 円 当日 4,500円 drink 別
ご予約
ご予約お申込みはメール(ticket@spn1.speednet.ne.jp)か電話(03 3728 5690)にてReal & True/Office Ohsawaまでお願いします。電話での聞き間違いなどをなくすため、できるだけメールでお願いいたします。必ず、お名前、住所(郵便番号)、電話番号、希望日、チケット希望枚数をお知らせ下さい。注意事項をご覧ください。折り返し、チケットの有無、お支払方法をご連絡いたします。
*ウドゥムルト語/共和国
北欧やロシア連邦に居住するフィン・ウゴル語族の国の一つ。現在はロシア連邦に属する。フィン・ウゴル語族にはフィンランド語、サーミ語、エストニア語などヨーロッパ北方にある集団と、マギャール(ハンガリー)や一部ブルガリアの他、ロシア連邦内に多数の少数民族集団がある。
ウドゥムルト共和国はヨーロッパ・ロシアの東部に位置し、ウラル山脈の西側、カマ川とヴャトカ川の間に広がる。大陸性の気候。国の面積の40%は森。首都はイジェフスク。北にキーロフ州、東にペルミ州、南にバシコルトスタン共和国、タタールスタン共和国と隣り合う。民族的にはロシア人(62.2%)、ウドゥムルト人(28%)、タタール人(6.7%)、ウクライナ人(0.6%)、マリ人(0.6%)など(2010年統計)。公用語はウドゥムルト語とロシア語。
9世紀頃よりウドゥムルト人が暮らしていたこの地域に、ロシア人開拓者が達したのは12世紀頃。1552年にカザン・ハン国がロシアに併合されて後、ロシア人入植者が増えていった。1920年、ヴォート自治州となり、1934年にウドゥムルト自治ソビエト社会主義共和国と改称された。ソビエト連邦の解体にともない、1990年からウドゥムルト共和国。「ウドゥムルト」は「草地の人々」を意味する。
*べセルマン
べセルマン語はウドゥムルト共和国とロシア共和国にまたがる地域で話されている言語で学術的にはウドゥムルト語の一方言とみなされている。ウドゥムルト共和国では北西部で使用されている。べセルマン語を話す人々は一時期トルコの影響下にもあった。彼らの伝統でKrezという古代歌謡がある。オノマトピー(擬音語・擬声語・擬態語)の語彙を使った即興歌謡。これには儀礼的なものと非儀礼的なもの、ソロと集団(ポリフォニー)がある。ポリフォニーの場合のkrez の特徴は、歌い手それぞれが違う内容の歌詞を即興で歌いあうことによって生じる特別な声の層にある。ソロで歌う場合は歌詞もメロディーも即興が多く取り入られる。その最中に歌い手は自身の内面を表すために特殊な精神状態に入り、シャーマニスティックな状況になる。歌詞にストーリー性はない。
企画制作 Office Ohsawa
by realtrue-acp
| 2017-07-25 12:54
| AR-GOD